けいぽんの犬映画三昧 vol.3 『ボンボン』
こんにちは、けいぽんです。
ものすごく更新されていない私のブログ。
ごめんなさい。
映画はちゃんと観ているんです(苦しい言い訳)。
という訳で、
今日は、
『ボンボン』という、
アルゼンチン映画を紹介したいと思います。
この映画は本当によかった…。
舞台になっているアルゼンチンは、
貧富の差が激しく、失業率も多い国。
けれど、お金では買えない幸せと、
心の豊かさを描いた、本当にあったか~い作品です。
職も家族も何もかも失った主人公フアンが、
道で困っていた女性を助ける。
そのお礼にと、
一頭の犬、ボンボンをもらうところから物語は始まります。

ドゴ・アルヘンティーノという、アルゼンチンの犬ボンボン
驚くべきは、素人の普通のおじさんがフアンを演じていること。
(役名=実名です)
それゆえ、ものすごくリアリティがあって、
肩の力を抜いて観ることができます。
ボンボンは、ワン! とすら言わないし、
まったくの無表情で、特になにができる訳でもない
ただ大きいだけの犬。
それでも一緒にいてくれるというだけで
フアンは幸せを感じるのですが、
ボンボンがフアンの隣にいることで、
友達や、恋する気持ち、笑うこと、
今までまったく自分に向けられることがなかった人々の関心、
そして生き甲斐…と、
自分が望む、それ以上の幸せを手に入れることになります。

大きすぎるよ! ボンボン!
幸せというのは、それをガツガツ求めない人にこそ、
やってくるものなんですね…
何かを手に入れたい!
そして、いざ手に入れると、
もっとこうしたい! こうしてほしい!… などと
さらに欲が出てしまうもの。
でもそんな欲を持つことが、
幸福を遠ざける要因になるのだなあ…
なーんて、ビジェガスを通して、本当の幸せについて学んでしまうと、
ドゴ・アルヘンティーノという、
素晴らしい犬を手に入れたという事実だけでは飽き足らず、
やれ芸だ、やれ種犬だの言ってたかる男達が、
なんだかとっても卑しく見えてきます。
欲にまみれた人間の姿は、『千と千尋の神隠し』のお父さんとお母さんが
冒頭で豚になっちゃうのと同じくして、
醜いものなんだってことですね。
一緒にいるだけで幸せさ!
本当の幸せというのは、
欲をもって手に入れたものではなくって、
そんなものとはかけ離れたところにあるものなんだな~。
と、フアンに教えられたけいぽんなのでした。
そんな幸せを学んだ私が
エンディングのシーンで放った言葉は
「やれやれ、ボンボン!」
そして、その「やれやれ」をやっているボンボンと、
それを微笑んで見守るビジェガスに、
さらに幸せな気持ちにさせられたのです。
その幸せとは…
観たものにしか分かるまい。
本当の幸せを見失ってしまった方は、
この映画をぜひに…
それにしても、このドゴ・アルヘンティーノって犬、
最初から最後まで私には犬というより、
大柄なおじさんに見えましたよ。
☆けいぽんお気に入りのシーン☆
真っ白なつなぎを着て、ビジェガスとボンボンがトレーニングするシーン。おじさんビジェガスが、純真無垢な少年に見えた瞬間です。ジーン。
このシーンで涙が…
ちなみに、トレーナーのワルテル(写真奥の太っちょさん)も、本当のドッグトレーナーなのですよ!









