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2008年8月24日 (日)

けいぽんの犬映画三昧 vol.3 『ボンボン』

こんにちは、けいぽんです。

ものすごく更新されていない私のブログ。
ごめんなさい。
映画はちゃんと観ているんです(苦しい言い訳)。
という訳で、
今日は、
『ボンボン』という、
アル
ゼンチン映画を紹介したいと思います。  

ボンボン

この映画は本当によかった…。

舞台になっているアルゼンチンは、
貧富の差が激しく、失業率も多い国。
けれど、お金では買えない幸せと、
心の豊かさを描いた、本当にあったか~い作品です。

職も家族も何もかも失った主人公フアンが、
道で困っていた女性を助ける。
そのお礼にと、
一頭の犬、ボンボンをもらうところから物語は始まります

ボンボン

ドゴ・アルヘンティーノという、アルゼンチンの犬ボンボン   

            

驚くべきは、素人の普通のおじさんがフアンを演じていること。
(役名=実名です)
それゆえ、ものすごくリアリティがあって、
肩の力を抜いて観ることができます。

ボンボンは、ワン! とすら言わないし、
まったくの無表情で、特になにができる訳でもない
ただ大きいだけの犬。

それでも一緒にいてくれるというだけで
フアンは幸せを感じるのですが、
ボンボンがフアンの隣にいることで

友達や、恋する気持ち、笑うこと、
今までまったく自分に向けられることがなかった人々の関心、
そして生き甲斐…と、
自分が望む、それ以上の幸せを手に入れることになります。

ボンボン

大きすぎるよ! ボンボン!                  

幸せというのは、それをガツガツ求めない人にこそ、
やってくるものなんですね…
何かを手に入れたい! 
そして、いざ手に入れると、
もっとこうしたい! こうしてほしい!… などと
さらに欲が出てしまうもの。

でもそんな欲を持つことが、
幸福を遠ざける要因になるのだなあ…

なーんて、ビジェガスを通して、本当の幸せについて学んでしまうと、
ドゴ・アルヘンティーノという、

素晴らしい犬を手に入れたという事実だけでは飽き足らず、
やれ芸だ、やれ種犬だの言ってたかる男達が、
なんだかとっても卑しく見えてきます。

欲にまみれた人間の姿は、『千と千尋の神隠し』のお父さんとお母さん
冒頭で豚になっちゃうのと同じくして、
醜いものなんだってことですね。

ボンボン 

一緒にいるだけで幸せさ!    

                          

本当の幸せというのは、
欲をもって手に入れたものではなくって、
そんなものとはかけ離れたところにあるものなんだな~。
と、フアンに教えられたけいぽんなのでした。

そんな幸せを学んだ私が
エンディングのシーンで放った言葉は
「やれやれ、ボンボン!」
そして、その「やれやれ」をやっているボンボンと、
それを微笑んで見守るビジェガスに、
さらに幸せな気持ちにさせられたのです。

その幸せとは…
観たものにしか分かるまい。

本当の幸せを見失ってしまった方は、
この映画をぜひに…

それにしても、このドゴ・アルヘンティーノって犬、
最初から最後まで私には犬というより、
大柄なおじさんに見えましたよ。

☆けいぽんお気に入りのシーン☆
真っ白なつなぎを着て、ビジェガスとボンボンがトレーニングするシーン。おじさんビジェガスが、純真無垢な少年に見えた瞬間です。ジーン。

     

このシーンで涙が…                                       

ちなみに、トレーナーのワルテル(写真奥の太っちょさん)も、本当のドッグトレーナーなのですよ!

2008年7月11日 (金)

映画のカクテルに酔った… byけいぽん

こんにちは、けいぽんです。

この間、元編集部員のとっしーに
「ぜひけいぽんを連れていきたい店がある!」
と半ば強引に連れて行かれた、
とある渋谷のバー。
店構えも店内も特に変わった様子もなく、
?マークいっぱいでしたが、
メニューを開いて大興奮!

カクテルの名前がすべて映画のタイトルなんです。
どういうチョイスだかは分かりませんが、
驚きのエイゼンシュテイン『戦艦ポチョムキン』に始まり、
今まさに公開中の映画まで、100近くのタイトルが。
「メニューにないものも作ります」ということだったので、
一番大好きな映画『スターウォーズ』をオーダー。

ルーク・スカイウォーカーをイメージした、
さわやか~なカクテルを想像していましたが、
ダークサイドな一杯がテーブルに… 
見た目もお味もかなり暗黒界な感じ。
色々トラブル続きの毎日だったので、
心に大ダメージが…

こうなったら乙女系で攻めようということになり、
柄にもなく『アメリ』だのなんだの色々頼んでみましたが
はたといまさら気づく。                                
犬の映画カクテルを頼めばよかったと…!

『ハチ公物語』カクテル
『南極物語』カクテル
『101匹ワンちゃん』カクテル…

相当気になります。
想像すらつきません。
うむ、再び訪れて、犬映画カクテルを制覇する必要があるぞ!
観た映画とその映画のカクテルをブログに載せるのもいいな…
(これで毎週飲みにいける?!)

映画好きな方にはとってもオススメですが、
出てくる一杯一杯に盛り上がりすぎて
もう一体自分が何杯飲んだのか、
よく分からなくなりますので注意が必要ですよ…

あと、お会計にもびっくりしたり…(本人体験談)

2008年7月 4日 (金)

けいぽんの犬映画三昧vol.1 『サージェント・ペッパー ぼくの友だち』

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社会の荒波(まだまだ甘い?)にもまれていると、
「ああ、犬になりたい。」時々そう思うものです。
思いっきり飼い主に甘えられて、可愛がられて、昼寝もできて…
そんな幸せな人生、一週間でもいいから、過ごしてみたいわ…なんて。
みなさんも、幸せそうなワンちゃんを見て、
一度、いや、もしかしたら、私のように何度もそう思っている人もいるのでは???

しかし、本作『サージェント・ペッパー ぼくの友だち』の主人公である、トラの着ぐるみしか身に着けず、
友達もカメだけ…という一見風変わりな子供
6歳のフェリックスくんは、そんな甘ったれた人間ではなく、
「人間は意地悪。だから僕は人間になりたくない! 犬になりたい!」
とシュールな発言で、大人をドキッとさせます。
心配する母親に、発明家の父親は「イマジネーションが豊かなだけだ」と言うけれども、
フェリックスの方がよっぽど現実的だったりするわけで…。
この着ぐるみ少年から教わることも多々あり、
結構恥ずかしい大人だなあ…と自分を振り返ったりもできる作品でもあります…とほほ。

そして注目すべきは、犬のサージェント・ペッパーの演技力。
飼い主のおじいさんが死んでしまった時の落ちこむ姿、
フェリックスと話す時の表情…
すべてが「もしやCG?」と思わせるほど。
見え隠れするつぶらな瞳も、多くを物語っており、
そんじゃそこらの犬、いや、俳優さえも顔負けの演技力で観客を驚かせます。
ただの犬ではないはずですが、
どこの犬だかは分からずじまい。無念。

そしてなんと、ペッパーはフェリックスと話すことができるのですが、
声がおじさんなのがツボ。
動きはものすご~くキュートなのに、話すとおじさん。
そこがおとぎ話感を感じさせない、にくい演出の一つ(だと私は思う)。
最初は「?!」と度肝を抜かれますが、
その究極の癒しヴォイスは、長い時間を経た今でも忘れられないほどに
耳に焼きついて離れないのであります。
かく言う私がおじさん好きかと言うと、謎ですが…。

ドイツ語がこんなにやさしく聞こえる映画ははじめて。
(ドイツ映画というと、ほとんど戦争物ばかり観ているせい?)
ヨーロッパだけあって、映像もとってもおしゃれ~です。

TSUTAYAにもしっかりチャイルドコーナーに置かれていていますが、
子供向けだからとて、あなどるなかれ!

子供から大人まで、犬好きならずとも楽しめること間違いなしの作品です。
ぜひぜひこの週末にご覧あれ。

☆けいぽんお気に入りシーン☆
パパの発明で満たされた幸せなフェリックスの家での
フェリックスがシャワーを浴びるワンカット。
ずぼらな私は、あんな装置に大きな憧れを抱いてしまう…
しっかりしなくては!!!

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